2011年8月30日夜に河野元昭客員教授、プリンストン大学名誉教授でもある清水義明客員教授、藤井一二客員教授や、ハンガリーから姉妹校であるセント・イシュトバーン大学のヴァシャ教授らなど関係者50名近くが出席し、懇親会が行われました。

水田宗子理事長は8月中旬に天津の世界日本語教育学会に出席されたことに触れ、「中国と本学の絆の強さ、中国における今後の日本、そして日本語教育の重要性をあらためて感じています。だからこそ、連携大学院で学ばれる皆さんは、是非、日本の文化についても知り、日中の懸け橋となる人材になっていただきたいと強く願っています。」と挨拶しました。また、村井隆顧問からは「これまで自分が築いてきた日中友好関係が、このように教育、そして次世代育成というかたちで結実したさまを見ることができ大変にうれしい。」と語りかけました。

それに対して、学生たちは御礼を述べるととともに、それぞれに集中講義の感想、今後の研究計画などを話しました。「日本語学について、自分が博論のテーマにしようと思っていることだけでなく、広く多くのことを関連づけて考えられるようになった」「これまでほとんで知らなかった日本美術について広く、深く知ることができて大変勉強になった」「自分の研究テーマである日本語の研究と、美術に代表される日本文化は切り離せないことがよく分かった」などと述べていました。