学校法人 城西大学 Josai University Educational Corporation

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マレーシア観光大臣が来学、講演しました

2012年9月3日、マレーシア観光大臣ン・イェン・イェン氏が東京・紀尾井町キャンパスに来学されました。 今回の来学は、2011年11月に続く2回目となるもので、今回は、翌9月4日の城西国際大学秋季卒業式において同大臣に名誉博士記が授与されることを記念して、紀尾井町キャンパスにて講演会を行なっていただくために来学されたものです。

今回は観光大臣と共に、駐日マレーシア大使のダト・シャハルディン・ビン・モハマッド・ソム閣下やマレーシア観光省・政府観光局の方々もお見えになり、講演会に先立って行われた懇親会で本学の紹介を行うとともに、今後のマレーシアの大学と本学との交流強化等についての話し合いや意見交換が行われました。

その後、両大学からの学生や教職員、政府・企業関係者ら招待客含め約170名の出席のもと、地下ホールにて「21世紀におけるマレーシア観光の展望」と題した大臣の講演会が行われました。講演会に先立ち、水田理事長から「大使は2008年にマレーシアの華人系の女性として初めて女性・家族・コミュニティー開発担当の大臣に就任し、翌年に観光大臣に就任され、これまでマレーシアの観光の発展に大変尽力されてきました。ぜひ学生の皆さんも今日の講演で多くのことを学んで欲しい」との挨拶がありました。

講演では、豊かな自然に恵まれたマレーシアの観光立国としての特長やエコツーリズムの推進状況、観光省によるグルメ、芸術、ショッピング、医学、教育など様々な分野と連動した観光促進イベントの取り組みが紹介されました。そして、2020年に向けたマレーシア観光産業強化計画と観光省の役割の重要性についての説明がありました。大使は「ツーリズムは、平和と調和のとれた国で成り立つものであり、観光は訪れた人に変化を促す触媒にもなるものです。今後も観光産業に力を入れ、より多くの人にマレーシアを訪れてもらうようにするためにも、観光のプロフェッショナルの育成を強化する必要があります。城西国際大学は、ツーリズムの重要性に対応して観光学部を設立する先見性を持った大学であり、ぜひ今後も相互に協力していきたい」と話されました。

また、講演会後には近隣のホテルにて名誉博士記授与を祝う晩餐会も催され、会場に詰めかけた約200名の日本とマレーシアの関係者やお客様の方々が今回の名誉博士記の授与をお祝いしました。

大臣は、マレーシアの観光振興に注力し多大な功績を収め、同国の発展や文化学術交流の促進への貢献のみならず、グローバル社会におけるアジアの時代への先駆的な女性リーダーとして高く評価されています。また、多民族共生を見据えての女性の高等教育普及と活躍の場の拡大に関する多くの提言を行い、社会の発展に寄与されています。さらに、本学と同国との国際交流プログラムの構築・支援にも尽力され、なかでも、トゥンク・アブドゥル・ラーマン大学は大臣のご紹介によって学術交流協定の締結に至り、本年度からいよいよ学生の交流が開始され、本学から100名近い学生がマレーシアに留学しました。このような多くの功績・貢献により、今回大臣に城西国際大学より名誉博士記を授与することになったものです。

今回の大臣への名誉博士記授与を機に、今後のマレーシアの大学との交流がより活発になることが大いに期待されます。

講演会に先立つ懇親会での水田理事長の挨拶

講演会に先立つ懇親会での水田理事長の挨拶

挨拶される観光大臣

挨拶される観光大臣

駐日マレーシア大使のご挨拶

駐日マレーシア大使のご挨拶

関係者による記念撮影

関係者による記念撮影

講演会の様子

講演会の様子

講演する大臣①

講演する大臣②

講演する大臣


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