水田宗子理事長を団長とする学校法人城西大学瀋陽訪問団一行は、2013年9月16日に遼寧大学を訪問して黄泰岩学長らと会見しました。

遼寧大学は、1948年に創立された学生数27,000名の国立大学で、中国の国家重点大学の一つであり、遼寧省でも最高クラスの大学として知られています。国際経済学院、経済管理学院、工商管理学院など25の学部で構成された総合大学で、日本語科も設置されており、日本からも多くの学生が留学しています。本学は、2011年10月の水田理事長の訪問の際に、学術交流協定を締結し、以降両学での交流について積極的に議論をしてきました。

会見には、本学から水田理事長をはじめ村井 隆顧問らが出席し、遼寧大学からは黄 泰岩学長、徐 平副学長らが出席しました。会見では両学の最近の活動・研究状況の報告をするとともに、日本文化・日本語教育に加え、今後の日・中両国にとって大きな課題となる環境、経営、福祉などの分野に関しての交流促進の話し合いが行われました。会見で、水田理事長は「今後は2＋2をはじめ、具体的な交流をぜひ進めたい。また、本学もスポーツに力を入れており、スポーツでの交流も行いたい」との提案がありました。黄学長も「貴学とは共通の学部・分野も多く、強みも似ている。本学は日本語教育センターもあるので、学生だけでなく教員レベルの交流もぜひ深めていきたい」と応じました。

その後、訪問団は国際交流処の張 海波副処長の案内により、同大学の法学部の主要教室や体育館、図書館など、前回の訪問時に比べてさらに美しくなったキャンパスの見学を行いました。

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