2013年9月26日、エグゼクティブ・プログラムを東京紀尾井町キャンパスで実施しました。
　 このプログラムは城西国際大学の国際アドミニストレーション研究科の独立を記念し、学外から講師をお迎えして行われています。第6回目となる今回は、清野 智（東日本旅客鉄道株式会社取締役会長）による『ＪＲ東日本の考える「安全」と今後の技術革新』という演題で講演が行われました。

講演では、過去に起きた事故による教訓とそこから取られた安全対策を紹介し、国鉄時代からの長い歴史のなかで「究極の安全」を目指す取り組みの詳細が説明されました。また、地震・津波対策にも触れ、「構造物の強化」「列車の緊急停止」「脱線後の被害の極小化」という3つの柱への取り組みについて話されました。
　 さらに今後の技術革新にともなう展開について、「踏切対策」「ホームドアの整備」「新幹線の更なる高速化」「蓄電池駆動電車システム」など、会場にいるすべての人が、その完成を心待ちにするお話を多数いただきました。

講演終了後の質疑応答には、多くの質問や意見が出され、大盛況の講演会となりました。