今号は、戦時下における女性の身体像に焦点を当てた論考を中心に掲載しております。

CONTENTS

Women's Voice，Bodies，and the Nation in 1930s-40s
Wartime Literature
　　　　— 1930-40年代の戦時下文学における
　　　　　　女性の声、身体、国家
Michiko Suzuki

Japanese Women's Poetry from Interwar to Pacific War:
Navigating Heterogeneous Borderspace
　　　　— 日本における戦前から戦中にかけての女性現代詩:
　　　　　　異質なborderspaceのナビゲート
Janice Brown



Fat，Disease，and Health: Female Body and Nation in
Okamoto Kanoko's“Nikutai no shinkyoku"
　　　　— 脂肪、病、健康 :
　　　　　 岡本かの子「肉体の神曲」における女性の身体と国家
Michiko Suzuki

The Properly Feminine Nationalist Body in the Propaganda
Kamishibai of Suzuki Noriko
　　　　— 鈴木紀子の国策紙芝居にみえる
　　　　　 国家主義的正統派女性の身体像
Sharalyn Orbaugh

From the Nikutai to the Kokutai:
Nationalizing the Maternal Body in Ushijima Haruko's“Woman"
　　　　— 肉体から国体へ :
　　　　　 牛島春子の「女」における母体の国民化
Kimberly Kono

※U.S.─JAPAN WOMEN’S JOURNALは日米間を中心に他地域を加えたグローバルな視点に立ったジェンダー研究の学術交流、情報交換を目的に、女性、男性、家族、労働、社会問題、文化研究等についての論考を掲載する英文誌です。城西大学国際学術文化振興センター(JICPAS)が年に２冊刊行しております。
バックナンバー、購入方法などの詳細については Web サイトをご覧ください。