2014年4月14日、ノヴァック=ファル外務副大臣が東京・紀尾井町キャンパスに来学され、講演を行いました。

講演に先立ち、水田宗子理事長は、「ノヴァック=ファル外務副大臣に講演をいただけることを大変うれしく光栄に存じます。多くの日本人が精通していないEU法についてお話していただくことは、学生にとってすばらしい機会となるでしょう」と挨拶しました。
　 「Japanese journey into the EU Law」と題した講演では、EU法の概要を始め、法律制度について説明されました。また、EU法は、国際機関の法律であり、特徴として、24の言語で書かれ、28カ国で適用されていることなどが挙げられました。さらに日本の法律制度との違いについて説明し、共通点を見つけることは難しいと話されました。質疑応答では、EU法による地元の人々の影響などの質問があり、活発な議論が行われました。
　 水田理事長や両大学の学長をはじめ、欧州など海外からの留学生や両学の学生などが集まり、熱心に耳を傾けました。
　 また、講演会終了後のレセプションでは、留学生らが、講演内容に関する意見交換や質疑応答を含め、積極的に外務副大臣との交流を深めました。

本学は、中期目標でグローバル人材の育成に向けた国際交流活動の強化を掲げて世界の様々な大学と積極的に国際交流を進めています。ポーランドに関しても、2012年3月に城西大学水田美術館において、「キュリー夫人展 －ポーランドが生んだ女性科学者、今なお光輝く理由－」を開催し、2013年11月に中欧研究所を学術センターとして紀尾井町キャンパスに設置しました。

中欧研究所は、中欧地域での教育実績を踏まえ、同地域との更なる共同研究・学術交流・人材育成の推進、学部・大学院教育支援を目的に積極的な活動を行っており、今後、ポーランドの大学ともより一層の交流が大いに期待されます。