学校法人 城西大学 Josai University Educational Corporation

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吉野家ホールディングスと人材育成や共同企画の推進などを目的とした
連携協力に関する包括協定を調印

2015年7月23日、学校法人城西大学(水田宗子理事長)は傘下に牛丼チェーン店の吉野家やセルフうどんチェーン店のはなまるなどを持つ株式会社吉野家ホールディングス(東京都北区:河村泰貴代表取締役社長、以下吉野家HD)と、人材育成や共同企画の推進などを目的に連携協力に関する包括協定を調印しました。包括協定調印の主な目的といたしましては、フードサービス業界の企業人による実践的な講義や企業人とのディスカッションによって、フードサービス業界への理解を深め、進路選択の幅を広げることなどが狙いです。今後は、インターンシップの実施、寄付講座の開講、留学生を対象にした就職説明会などを展開していきます。

協定書を交わした水田理事長(右)と河村社長

協定書を交わした水田理事長(右)と河村社長

この日の協定調印に先行する形で、城西国際大学の経営情報学研究科の院生と経営情報学部の学生を対象にした吉野家HDによる連携講座が5月から7月にかけて行われました。中国やモンゴルなどからの留学生と一部日本人学生に対し、河村社長や吉野家HDグループの社員の方々がフードサービス業界の展望をはじめ、吉野家の人材育成とマネジメント、グローバル展開、ブランドと広告戦略などをテーマに講義。埼玉県の吉野家東京工場見学も行い、学生による意見発表も行われました。今回、一層の連携強化を図るため、包括協定を結ぶことになりました。

東京・紀尾井町キャンパスで行われた調印式には水田理事長や柳澤伯夫学長、河村社長らが出席して、協定書を交わしました。水田理事長は「学生にとって本当に満足度の高い講座で、素晴らしい経験だったと思います。これからも色々な事業を進めていただければ大変うれしく思います」と挨拶。河村社長は「ぜひ学生の皆さまに飲食業の実態、本当の姿を知ってもらい、それが、私どもが目指している飲食業の地位向上につながればと思います」と応えました。

この日の調印式では連携講座の感想も報告され、「将来、母国でビジネスをするときのヒントを数多く得ることができた」(中国人留学生・男子)、「研究対象として興味が出た。修士論文は吉野家をテーマにする予定」(同・女子)などがありました。また、「吉野家で日本式サービスを学びたい」「グローバル社員として活躍したい」などの声もありました。


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