学校法人 城西大学 Josai University Educational Corporation

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学校法人城西大学創立50周年記念 国際シンポジウム・
「中欧研究とその東アジアネットワーク構築に向けて」を開催しました

2015年11月7日(土)、東京紀尾井町キャンパス3号棟 国際会議場にて学校法人城西大学創立50周年記念 国際シンポジウムが開催されました。

このシンポジウムは、「中欧研究とその東アジアネットワーク構築に向けて」という題で、スロヴェニアと東アジア地域における中欧研究者を集め、3部からなるプログラムで行われ、中欧という地域概念の再検討と東アジアにおける中欧研究者のネットワークの形成が目的とされました。
  第1部「中欧とは」では、Peter Vodopivec 先生(現代史研究所、スロヴェニア) による“Central Europe: Political Idea and Historical Reality”、大津留 厚先生(神戸大学)による「中央ヨーロッパの可能性」、 西 成彦先生(立命館大学)による「中欧か東欧か――その多言語性について」という3報告がなされ、活発な議論が展開されました。
  第2部「さまざまな中欧研究」では、Lim Jie-Hyun 林志弦先生(西江大学、韓国)による"Problematizing the Eastern-Central Europe in the Postcolonial Perspective" 、Lee Chinyun 李今芸先生(国立曁南国際大学、台湾)による"Hairnet Manufacturing in Vysocina" 、Lin Wenshuang 林温霜先生(北京外国語大学、中国)とLjuba Atanasova先生(南西大学、ブルガリア)による"What do Refugee/Emigrant Flows Mean for Central Eastern European Countries?"、Boštjan Bertalanič先生(城西大学)による”Exploring the Origins of Japanese-Yugoslav Relations during World WarI through the Case of Yugoslav POWs in Japan”の4報告がありました。最先端の多様な中欧研究でした。
  第3部「東アジアにおける中欧研究」では Lim Jie-Hyun 林志弦先生(西江大学、韓国)、 Lee Chinyun 李今芸先生(国立曁南国際大学、台湾)、Lin Wenshuang 林温霜先生(北京外国語大学、中国)、飯尾唯紀(城西大学)の4人がそれぞれの国の中欧研究の現状を報告し、ネットワークづくりに向けて議論が行われました。

第1部の様子

第1部の様子

第2部の様子

第2部の様子

第3部の様子

第3部の様子

シンポジウムには、国内外から多くの中欧研究者やゲオルギ・ヴァシレフ駐日ブルガリア共和国大使館 特命全権大使も参加いただき、東アジアにおける中欧研究者ネットワークへの強い関心がうかがえました。

挨拶されるゲオルギ・ヴァシレフ駐日ブルガリア共和国特命全権大使

挨拶されるゲオルギ・ヴァシレフ駐日ブルガリア共和国特命全権大使


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