2016年7月26日(火)、今泉記念ビルマ奨学会会長今泉清詞会長ご一行が交流・人材育成推進のため、本学水田理事長を表敬訪問されました。
訪問の目的は、ミャンマーとの交流・人材育成の支援として、今泉記念ビルマ奨学会から、すでにミャンマーからの留学生を受け入れている学校法人城西大学に対し、一層の交流の発展への期待を込めて、多額の寄付金を水田理事長へ贈呈されました。
この「今泉記念ビルマ奨学会」は、今泉会長が第2次世界大戦中、3年間ミャンマーで戦い、過酷な戦場から生きて帰られたのは自分たちの食べる物にも不自由する中で食べ物を分け与え、助けてくれたビルマ(現ミャンマー)人達のお蔭で、将学会もその温情に対する恩返しであるとお考えのもと、将来建国に貢献するミャンマーの若い人材を育てる目的で、1989年埼玉県鶴ヶ島市に設立されたものです。
この奨学会からの支援を得て、これまで博士号取得者25名を含め187名の奨学生が卒業して、ミャンマー、日本、第三国などで、各専門分野で活躍、現在も、ミャンマー国内で300名を超える学生に奨学を授与、学校・図書室建設などミャンマーの教育・人材育成支援を行っているとのことです。
本学は、この今泉氏の志を大切に、今後もミャンマーの教育・人材育成に力を入れてまいります。
寄付を贈呈する今泉会長
関係者による記念撮影