学校法人 城西大学 Josai University Educational Corporation

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「グローバル・カフェ」を開催しました

2016年10月11日、学校法人城西大学は東京紀尾井町キャンパス3号棟の国際会議場で、ラトガース大学のポール・シャロウ教授を招いて、「グローバル・カフェ」を開催しました。会場には、学生や教職員ら約80人が集い、シャロウ教授のお話に耳を傾けました。

シャロウ教授は、日本文学がご専門で、現在は平安時代の宮廷の漢文日記の研究をなさっています。ラトガース大学では原爆文学、江戸時代の武士の伝統、東アジアについて講義をされています。また、城西国際大学の客員教授でもあり、グローバル・カレッジの授業の一環として江戸時代の武士の文化についての講義を担当しておられます。

今回は「My Global Life」と題して、ドイツとノルウェーからアメリカに渡ってこられたご先祖の話に始まり、ヨーロッパでのご自分のルーツ探しの旅での体験談を写真を使いながらお話しされました。シャロウ教授は、第二次世界大戦時のドイツ、ノルウェー、ベトナム戦争にも触れ、戦争において弱者が差別されてきたことに対する思いが今の自分の研究にもつながっているのかもしれないとも話されました。
  質疑応答では、ヨーロッパからの留学生からの、自分の先祖は字の読み書きができなかったらしく何の記録も残されておらず、ルーツがわからないままであるが、どうしたら自分の先祖を探し出すことができるのかという質問に対して、シャロウ教授は教会に行けば昔からの記録が残っているので、教会に行って調べるのも一つの方法ではないかと答えられました。グローバル・カフェ終了後にも大勢の学生がシャロウ教授を取り囲み、質問をしている光景が見られました。

グローバルCaféの様子

グローバルCaféの様子1

グローバルCaféの様子2


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