学校法人 城西大学 Josai University Educational Corporation

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チェコ首相に名誉博士号を贈呈しました

2017年6月28日、城西大学(白幡晶学長)は東京紀尾井町キャンパス1号棟で、初来日したチェコ共和国のボフスラフ・ソボトカ首相に名誉博士号を贈呈しました。ソボトカ首相は今回、チェコ・日本国交回復60周年を記念して来日。ビジネスマンの代表団と一緒に、安倍晋三首相や財界メンバーと科学や投資、観光、研究開発等における協力などについて協議しました。多忙なスケジュールの合間を縫って、中欧ヨーロッパの大学との交流に力を注いでいる本学を訪問されました。

ソボトカ首相ら訪問団一行は午前10時過ぎに来学。ホールで行われた授与式で、法人本部の小野元之理事長代理が「ソボトカ首相の本日の訪問が、両国の学生交流の推進のための大きな一歩となり、さらに発展し、実りあるものになるよう願っています」と開式の辞。引き続き、白幡学長がこれまでの本学とチェコとの交流の歩みに触れた後、「こうした地道な交流の中で、ソボトカ首相に名誉博士号を授与できますことを誠に光栄に存じます」と式辞を述べました。
  ソボトカ首相は名誉博士号に対する感謝の言葉を述べた後、「チェコ共和国の視点からみる欧州の未来」と題して記念講演。「EUは最大の困難に直面しているが、EUに対するEU市民の信頼を再び回復する努力をすることが大切。EUが直面しているすべてのチャレンジに積極的に対応できると確信している」とお述べになりました。チェコ語で質問した日本人学生の発音にびっくりされたような笑顔を浮かべられたソボトカ首相は、留学生やチェコ倶楽部の方からの質問にも丁寧にお答えになりました。講演後には、チェコ語を学んでいる学生や中欧からの留学生との記念撮影にも応じていただきました。

授与式後のレセプションでは、嶋﨑郁・駐チェコ大使が祝辞を述べ、トマーシュ・ドゥプ駐日チェコ大使が乾杯の音頭を取りました。会場では、チェコ語を学んでいる日本人学生にチェコのメディアがインタビューする光景も見られました。

本学は、グローバル人材の育成に向けた国際交流活動の強化を掲げて世界の様々な大学と積極的に国際交流を深めています。特にV4(ヴィシェグラード4)と呼ばれるチェコ、ハンガリー、ポーランド、スロバキアの中欧地域との教育交流を強化しています。チェコにおいては、ソボトカ首相の母校であるマサリク大学、プラハ経済大学、カレル大学の3大学と学術交流協定を締結し、これまでチェコから5人の学生を受け入れ、城西大学・城西国際大学からは14人の学生をチェコへ送り出しています。現在、城西大学の職員として働くマサリク大学からの元留学生もいます。また、V4との交流イベントを外務省、各大使館とともに毎年開催。国際交流を深めるためにチェコ語の授業も開設しており、履修者は2013年からの5年間で両大学合わせて804人に上ります。

Prima televize、国営放送チェコテレビでも大きく放送されました

名誉博士号を受けたソボトカ首相(中央)、右はドゥプ大使

名誉博士号を受けたソボトカ首相(中央)、右はドゥプ大使

講演するソボトカ首相

講演するソボトカ首相

学生の質問に答えるソボトカ首相

学生の質問に答えるソボトカ首相

チェコ語履修者と記念撮影

チェコ語履修者と記念撮影

中欧からの留学生らとの記念撮影

中欧からの留学生らとの記念撮影

チェコのメディアから取材を受ける日本人学生

チェコのメディアから取材を受ける日本人学生


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