学校法人城西大学小野元之理事長特別補佐を団長とする訪問団が中欧ヨーロッパの海外姉妹校を訪問しました。城西国際大学からは、副学長・国際教育センター長である吉田朋彦先生、中欧研究所のメンバーであるキーライ・アッティラ助教が、法人本部からは、国際交流推進担当者が２名参加しました。

訪問団は9月30日から10月5日までの日程でポーランド、チェコ、スロバキアとハンガリーを順に訪れ、ワルシャワ大学、ウッチ大学、ポーランド日本情報工科大学（ポーランド）、マサリク大学（チェコ）、コメニウス大学（スロバキア）、エトヴェシュ・ロラーンド大学、カーロリ・ガシュパール・改革派大学、ブダペスト商科大学（ハンガリー）を訪れました。

今回の出張で訪問団は、学術交流、留学、インターンシップ、サマー・セミナーなどにおける将来的な交流の拡大を通じた、各提携校との連携の強化について話し合うことを目的として、各大学のキャンパスを訪れ、学長以下、日本学科を代表とする各学部・学科の教員、国際教育センターのスタッフとの会合を持ち、視察を行いました。

学校法人城西大学とヴィシェグラード４グループ（通称V4：チェコ、ハンガリー、ポーランド、スロバキア）の高等教育機関との関係は、2007年のブダペスト商科大学との学術交流に関する協定書締結を嚆矢とし、現在19校のパートナーを持つ、大変強い結びつきへと成長しています。城西大学と城西国際大学は、過去11年間で、V4諸国から様々なプログラムを通じて180名を超える留学生を受け入れ、約600名の留学生を4つの国々へと派遣しています。

提携校への往訪に加え、過去に両大学に留学していたOBとOG（水田奨学生）、現在V4諸国に留学している城西大学と城西国際大学の学生達、との懇親会がワルシャワ（ポーランド）とブダペスト（ハンガリー）にて行われました。
　 その後、訪問団の一部は、ハンガリーの地方都市にある提携校、ペーチ大学とデブレツェン大学を訪問した後、ヴィリニュス（リトアニア）にある提携校ミーコラス・ロメリス大学を訪問し、同様の会合・視察を行いました。

今回の会合・視察を通じて確認ができた国際交流における成果、問題点、拡大に必要な事柄、等を、両大学・法人本部において様々な側面から検討し、より良いプログラムを通じて一層多くの学生が国際交流に参加できるように、有効な施策に反映させてまいります。