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学校法人 城西大学 Josai University Educational Corporation

NEWS

城西国際大学メディア学部 チーム「TEAM KIOI」に理事長賞

学校法人城西大学(上原明理事長)は2020年12月8日、第5回東京国際プロジェクションマッピングアワード最終選考会で優秀賞を得た城西国際大学メディア学部学生チームに対し理事長特別表彰を行いました。本学が掲げる建学の精神「学問による人間形成」を体し、人格の形成に努め、学問の修得ならびに課外活動等において特に優秀な成績成果を収めたと認められました。 上原理事長がチームの学生17人(3年から1年、うちオンライン参加4人)、教員3人に賞状と記念品を贈りました。

11月14日に開かれた同アワードは、東京ビッグサイトの巨大壁面に映像作品を投射する日本最大規模のプロジェクションマッピングのコンテストです。将来のコンテンツ産業の中核となる人材の発掘・育成とプロジェクションマッピングという空間映像技術の高度化・普及を目的に毎年開催されています(最優秀賞1校、優秀賞2校)。今回、多数の世界中の応募の中から学生部門8組、25歳以下の社会人部門2組がファイナリストとして選出されました。「Royal College of Art」(英国・王立美術院)や大阪芸術大学といった強豪校がそろう中、城西国際大学「TEAM KIOI」は初出場ながらも優秀賞の栄誉を得ました。

理事長特別表彰では、日本がアート的にも技術的にも優位を誇っていることで世界が注目しているプロジェクションマッピング分野における最も大きな大会において初出場ながら優秀賞を得たことを特に評価する点として挙げました。その上で、「音の可視化」をテーマに現実の映像を残しつつアニメ化するアイディアとメディア学部内の多様な技術の連携が図られたと指摘しています。また、今回の受賞が、学校法人城西大学と城西国際大学の名声を高めることに寄与、学生・卒業生たちに自信と勇気を与えたとしました。

表彰式では冒頭、受賞作品の上映が行われた後、チームリーダーの藤井隼人さん(3年)が「制作のほとんどをリモートワークで行いましたが、正直タフでハードな制作でした。制作をやり切れたのは、暗礁に乗り上げた時に沖に戻してくれるような道筋を開いて、自由に制作をさせてくれた先生方のおかげです」と感謝の言葉を述べました。指導教員の中川晃助教は「課題を徹底的に探究し仲間とディスカッションして解決方法を探る。それを繰り返す。このディスカッションの深さが他校より秀でたことが、評価を受けた明快なコンセプトとメッセージにつながったのではないかと思います。1、2年生たち後輩に希望と勇気を与え、目標になったことが最大の功績」と語りました。

学生・教員代表挨拶を受けて、上原理事長は「新しいことにチャレンジしていかなければいけないコロナの時代、その中で皆さんがこうしてチームプレーで、分担しながら、一つの大きな成果を国際コンクールで得られたことは大きな自信になられたのではないかと思います。成功体験をこれからの人生に役立て、社会の改良・改善に貢献してほしいと思っております」と呼びかけました。

「受賞作品の上映」

受賞作品の上映

挨拶するチームリーダーの藤井さん

挨拶するチームリーダーの藤井さん

挨拶する指導教員の中川助教

挨拶する指導教員の中川助教

挨拶する上原理事長

挨拶する上原理事長

藤井さんに賞状授与

藤井さんに賞状授与

記念撮影
記念撮影


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