学校法人 城西大学 Josai University Educational Corporation

NEWS

スウェーデン大使が来学、講演しました

2013年12月17日、駐日スウェーデン大使ラーシュ・ヴァリエ(Lars Vargö)閣下が本学東京・紀尾井町キャンパスに来学され、特別公開講座として講演を行いました。

講演するヴァリエ大使

講演するヴァリエ大使

本学は、中期目標でグローバル人材の育成に向けた国際交流活動強化を掲げて世界の様々な大学と積極的に国際交流を深めるなか、スウェーデンに関しても、第2次世界大戦中に多くのユダヤ人の命を救ったスウェーデンの実業家ラウル・ワレンバーグ氏の功績をたたえた植樹式を2012年10月に城西国際大学にて行なうなど、これまでもスウェーデン大使館を通じて積極的に交流を深めてきました。
  また、水田宗子理事長は、スウェーデンより詩人としての活動が高く評価され、東アジアの生命の尊厳を表現する詩人に授与される「チカダ賞」を受賞し、授賞式が2013年12月9日スウェーデン大使館にて行われました。

ヴァリエ大使には、2012年7月に城西国際大学大学院 国際アドミニストレーション専攻エグゼグティブ・プログラム「新しいグローバル社会と日本の将来」でも講演を頂いており、今回の講演はそれに続く2回目となるもので、本学の特別公開講座として実施されました。

講演に先立ち、水田理事長は「スウェーデンは、ノーベル賞を始めとする学問分野のみならず、世界的な企業も多く、女性の社会進出という面でも非常に進んでおり、日本が見習う点の多い国です。本日の講演が本学の学生の刺激になり、国際的な視野が広がることを期待しています」と挨拶しました。
  「スウェーデンの選択と未来」と題した講演では、スウェーデンの概要を始め、産業・政治・教育・福祉制度など幅広い分野における特長や日本との相違点などについて、時々ユーモアを交えながら流暢な日本語でお話されました。特に、高負担制度に支えられたスウェーデンの社会・高齢者福祉制度に関するお話は、超高齢化社会を迎え今後一層の医療・福祉の充実が求められる日本にとっても大変示唆に富むものでした。
  講演には、大使と共に来学されたエヴァ夫人をはじめ、福川伸次 日本スウェーデン協会副会長・元通産大臣事務次官や、ニルス・ホーンマルク 同協会副会長、林康夫 JETRO顧問、須永昌博 (社)スウェーデン社会研究所所長らスウェーデンに縁の深い各種団体・企業の方々に加え、本学からは水田理事長や森本雍憲 城西大学学長、柳澤伯夫 城西国際大学学長をはじめ、欧州など海外からの留学生や両学の学生など総勢130名が集まり、熱心に大使のお話に耳を傾けました。
  また、講演会終了後のレセプションでは、多くのゲストに混じって本学の学生らが、講演内容に関する意見交換や質疑応答を含め、積極的に大使との交流を深めていました。

今回の大使の来学・講演を機会に、今後スウェーデンの大学との具体的な交流がスタートすることが大いに期待されます。

講演に先立ち挨拶する水田理事長

講演に先立ち挨拶する水田理事長

講演の様子

講演の様子

レセプションで大使と意見交換する留学生たち

レセプションで大使と意見交換する留学生たち

(関連記事)

ページトップへ