2014年4月2日(水)、香港城市大学のWay Kuo(郭位)学長が2014年度入学式へご臨席のため城西国際大学を訪問し、また夜には、城西国際大学が翻訳を担当した Kuo学長の著書『科学者の視点から見た原子力発電の課題と将来性』の刊行を記念した晩餐会を開催いたしました。
本学と香港城市大学とは、2012年10月に学術交流協定を締結しており、学生交流プロジェクト「Explanation of Japanese Culture and Science」により、これまで城西国際大学から26名の学生派遣、ならびに香港城市大学から20名の学生受入を実施しております。
入学式でKuo学長は「教師や同級生との出会いを大切にしながら、学ぶ姿勢を学び自立心を身につけ、母国語の力に根ざした外国語を習得し、大学生活を人生の素晴らしい出発点としてください」と新入生を激励されました。
その後会場を移し、Kuo学長の著書『科学者の視点からみた原子力発電の課題と将来性』の翻訳出版記念晩餐会「Reception in Honour of President Way Kuo's Japanese Publication」が開催されました。なお、今回、翻訳にあたっては、城西国際大学の中国人教員により組織された翻訳チームが主に担当いたしました。
また当日は、立川志の春さんによる英語落語の口演もあり、英語で表現された落語独特の人間の持つおかしみに、Kuo学長をはじめとする香港城市大学の一行にも大変好評で、日本の伝統芸能を堪能していただくよい機会となりました。
また、本晩餐会には、香港城市大学からも4名の教員がお祝いに駆けつけるとともに、文部大臣および東京大学総長をつとめられ、現在、学校法人根津育英会武蔵学園長の有馬朗人先生や文化庁長官の青柳正規先生、そして元東北大学総長で、現在城西国際大学グリーンマテリアル研究所所長をつとめている井上明久先生など、本学に縁の深い多くの皆様方にご参加いただくなど、盛大な会となりました。
学生交流プロジェクトで香港城市大学に派遣された学生たちと
入学式でのWay Kuo学長のご挨拶 |
立川志の春さん英語落語 |
出版記念晩餐会での有馬先生ご挨拶 |