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国際シンポジウム「女性が語る アジアの高齢社会」に水田理事長出講

 2007年6月30日(土)、2005年度朝日社会福祉賞受賞記念行事として、高齢社会をよくする女性の会主催により、国際シンポジウム「女性が語る アジアの高齢社会」が、有楽町朝日マリオンホールにて開催されました。

 記念講演として、チャングムの皇后役も務めた韓国のニュースキャスターパク・ジョンスクさんが、韓国女性のこれまでのあり方、そしてこれからどのようにあるべきかについて話しをしました。

 その後、分科会でどのような話をするのかひとりひとり要旨を述べるパノラマトークを経て、4つの分科会にわかれ、それぞれ、「日本と韓国の介護制度をめぐる動き」、「少子・高齢社会における家族と女性」、「人生100年高齢女性の活躍が世界をつくる」、「介護にかかわる外国人労働を考える」のテーマで熱いトークとディスカッションが繰り広げられました。

 その中の「少子・高齢社会における家族と女性」の分科会【コーディネータ:袖井孝子(高齢社会をよくする女性の会副理事長)、パネリスト:イ・ヨンスク氏(韓国大学婦人協会副会長、坂本由紀子氏(国会議員)、冨安兆子氏(高齢社会をよくする北九州女性の会代表)】に水田理事長もパネリストとして参加し、「冬のソナタ」、「チャングムの誓い」、「熟年離婚」などのドラマを具体的なものとして取り上げながら、高齢社会を迎えたわれわれが抱える問題をわかりやすく提示し、ドラマはここで終わっているが、両国の女性たちは、そこからすすんで、ひとりひとりが、どのように晩年を迎えそして死を迎えるのかについて仕組みづくりも含め、考えていかなければならないと述べ、多くの聴衆が深く頷いていました。

 また、城西国際大学から、福祉総合学部の井上由美子教授も分科会「日本と韓国の介護制度をめぐる動き」に参加し、自分の介護経験を踏まえ、日韓の介護制度の問題点を提示し、制度をよりよいものにするための提案をしました。

記念講演するパクさん

記念講演するパクさん

パノラマトークでの水田理事長

パノラマトークでの水田理事長

分科会の様子

分科会の様子

分科会で講演する水田理事長

分科会で講演する水田理事長