学校法人 城西大学 Josai University Educational Corporation

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「王希奇展 - 一九四六」を開催いたします

このたび、学校法人城西大学は、中国において墨絵と油絵の融合という独自のスタイルを確立し、世界的に評価の高い歴史画家である王希奇氏の展覧会「王 希奇展― 一九四六」を2017年9月28日~10月5日の日程で東京美術倶楽部で開催します。

王希奇氏は、学校法人城西大学と学術交流協定を締結している瀋陽の魯迅美術学院に務め、長年にわたり、中国国家重大歴史題材美術創作プロジェクト契約画家として活躍しています。

王氏は、三年間半という長い年月をかけて、縦3m、横20mにおよぶ巨大な作品《一九四六》を完成させました。作品には黙々と歩みを進める葫蘆島からの引揚者、数百名余りが描かれ、その一人ひとりに作者の思いが込められており、そこに広がる光景は、見るもの全てを一瞬に引き込んでしまう強い引力を持っています。


また、新作《一九四六 見守る海》、当時が偲ばれる大連および瀋陽の日本統治時代の歴史的建造物を描いた一連の作品も併せて展示します。中国と日本を結ぶ、歴史に残る超大作の数々をご覧ください。

 会期  2017928日(木)~105日(木)
 会場  東京美術倶楽部
 〒105-0004 東京都港区新橋6-19-15
 アクセス: http://www.toobi.co.jp/about/access.html
 開館時間  開館時間 : 10:00~17:00(入館は16:30まで)
 入場料  一般1000円
 高校生以下無料
 主催  学校法人城西大学
 問い合わせ先  学校法人城西大学
 Tel. 03-6238-1200

<王希奇氏略歴>

王希奇氏略歴

画家。中国錦州市に生まれる。魯迅美術学院油絵学部に勤める。中国美術家協会会員。

東洋的墨絵の要素を西洋油絵に自然に融合させた画風で評価される。特に歴史をテーマとする創作を得意とし、その独特な画風とオリジナルな視点で国内外の注目を浴び、既存の流派に属さない独立した芸術家と評される。なかでも、国家金メダル賞を獲得した《三国志・赤壁の戦い》(合作)、中国国家重大歴史題材美術創作プロジェクト入選作品《長征》、《遼瀋戦役 攻克錦州》(合作)及び《官渡の戦》などの大型絵画が代表作である。油絵の他、墨絵の《回声》、《高原人》、《聴雷》などの作品も全国美術作品展に入選。数多くの作品が中国美術館、中国国家歴史博物館、中国国家軍事博物館などに収蔵されている。

近年では、2012年から2017年にかけて、胡蘆島港より105万人余の残留日本人の大送還をテーマとした大作《一九四六》(300 cm x 2000 cm)をはじめ、関連するシリーズ作品合計50点を制作した。

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