2013年6月16日、ポーランドのワルシャワを訪問した安倍総理は、V4（ヴィシェグラード4カ国）各国の首脳：トゥスク・ポーランド首相（議長国）、ネチャス・チェコ首相、オルバーン・ハンガリー首相、フィツォ・スロバキア首相と、「V4+日本」首脳会合を行いました。同会合終了後、会合の内容を総括する共同声明が出されましたが、その中で『V4及び日本国は、2013年2月に学校法人城西大学と共催で東京にて開催したセミナー「ヴィシェグラード・グループと日本－共に東方パートナーシップに向けて－」とオープン・ディスカッションが，日本国とV4との間での東方パートナーシップについての協力の強化に資するものであったと評価した』と紹介されました。
共同声明は、こちらの外務省のホームページよりご覧いただくことができます：
（概要） http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/page23_000038.html
（共同声明／日本語） http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000006751.pdf
本セミナー、オープン・ディスカッションは、V4諸国の関心の高い「東方パートナーシップ」（Eastern Partnership：EUが、欧州近接国施策として東方6カ国〈グルジア、ウクライナ、アゼルバイジャン、モルドバ、アルメニア、ベラルーシ〉に対する地域的協力関係を強化する枠組み）をテーマとして、さらに幅広い層への日本におけるパートナーシップ対象地域の認知・理解促進を目的に、中欧地域の大学と交流関係の深い本学のキャンパスにおいて開催したものです。セミナーには、日本政府をはじめ、V4および東方パートナーシップ対象国の大使を含む、22カ国の外交団、本学関係者、学生、有識者、本学のグローバル教育を支援していただいている企業の方々など、約150名が参加しました。
本学は、中期目標でグローバル人材の育成に向けた国際交流活動強化を掲げて世界の様々な大学と積極的に国際交流を深めるなか、特に中欧地域との教育交流を強化しています。2007年のハンガリー：ブダペスト商科大学との提携開始以来、毎年ハンガリーから多くの学生を受け入れており、本年9月からは、ポーランド、チェコからも留学生受入が予定されています。また、ハンガリー語、ポーランド語、チェコ語の語学教育も行っています。V4諸国からの要人来学も多く、日本における同地域との教育交流をリードする大学として広く期待されています。
