学校法人 城西大学 Josai University Educational Corporation

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第19回チェコ語弁論大会が本学で開催されました

2013年5月25日、チェコ共和国大使館の主催による「第19回 チェコ語弁論大会」が本学紀尾井町キャンパス地下ホールを会場として開催されました。

本大会は、これまで毎年大使館にて行われていましたが、現在大使館が改修中であることから、中期目標の中でチェコをはじめとする中欧地域の大学との教育交流を積極的に展開し、本年度よりチェコ語の授業もスタートした本学が会場を提供して行われたものです。

大会の開催にあたり、カテリーナ・フィアルコヴァー(Kateřina FIALKOVÁ)大使は、「この弁論大会も回を重ねるほどに良い評判を確立するようになってきました。チェコ語を話す日本の方が、ますます多くなってきているのはこの大会のおかげでもあり、これらの方々は、日本とチェコの友好関係の「架け橋」です。今年は大会が初めてチェコ大使館を出て、城西大学で行われます。開催に際して心のこもったお世話をいただいている水田理事長をはじめ関係者の皆様方に、心より御礼申し上げます。」と挨拶しました。ひき続いて水田宗子理事長が「チェコ語の弁論大会が本学で開催されるのはまことに光栄です。本学でチェコ語を学び始めた学生達が、来年のこの大会に出場することを大いに期待しています。」と挨拶しました。

大会にはチェコ語を学ぶ男女10名が出場しました。出場者はそれぞれチェコ語による自己紹介に続き、2つのテーマ「食事と家の習慣」「自分の将来の計画」のうちのいずれかを選び、持ち時間5分でチェコ語のスピーチをしました。出場者の年齢やチェコ語の学習期間、学ぶきっかけや環境などはそれぞれ異なりますが、出場者は多くの聴衆を前に、皆一生懸命に日頃の学習の成果を披露していました。

大使や立教大学の阿部賢一准教授、東京外国語大学のゲブハルトヴァー先生、外務省 中・東欧課の塚本公平氏、チェコセンターの山本涼子氏からなる5名の審査員による厳正な審査を経て、見事第1位には槍田ひかりさん(大学生)が選ばれ、授賞式ではフィアルコヴァー大使から賞状および副賞としてチェコの大学での1ヶ月間の留学の権利が、プラハと他のヨーロッパ都市間の飛行機のチケットとともにプレゼントされました。
    また、今回特別に本学から「水田宗子理事長賞」が設けられ、大江智子さん(大学生)が見事受賞、水田理事長より賞状と記念品が贈られました。
    なお、大会の最後には、この4月からチェコ語を学び始めた本学学生の代表3名が、ステージ上でチェコ語による挨拶と今後の抱負を披露しました。今後のチェコ語の上達とグローバルなコミュニケーション力を身につけることが大いに期待されます。

また、今回の弁論大会実施に合わせ、本学3号棟水田アートギャラリーにおいて「本学とチェコの交流」と題した写真展が開催されました。 本学は、中期目標でグローバル人材の育成に向けた国際交流活動強化を掲げて世界の様々な大学と積極的に国際交流を深めるなか、特に中欧地域との教育交流を強化しています。チェコに関しても、水田理事長のチェコ共和国大使館訪問を契機に、フィアルコヴァー大使のご紹介により本年3月にプラハ経済大学と学術交流協定を締結しました。その後6月には本学訪問団がカレル大学、プラハ経済大学、マサリク大学を訪問しています。
    ギャラリーでは、チェコの美しい風景の紹介とともに、昨年6月の大学訪問の様子や、これまで本学で行われたチェコ関連のシンポジウム・イベント等を紹介しつつ、チェコの音楽、文学、アニメーション、人形劇などの独特の文化もあわせて紹介しました。

挨拶されるフィアルコヴァー大使

挨拶されるフィアルコヴァー大使

挨拶する水田理事長

挨拶する水田理事長

弁論大会の様子

弁論大会の様子

1位になった槍田ひかりさんの弁論の様子

1位になった槍田ひかりさんの弁論の様子

表彰式で、1位の賞状を手に大使と握手する槍田さん

表彰式で、1位の賞状を手に大使と握手する槍田さん

理事長賞に選ばれた大江智子さん(中)

理事長賞に選ばれた大江智子さん(中)

出場者や審査員らによる記念撮影

出場者や審査員らによる記念撮影

3号棟アートギャラリーで写真展を見学される大使たち

3号棟アートギャラリーで写真展を見学される大使たち

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