城西国際大学は、2014年2月14日に東京紀尾井町キャンパス1号棟地下ホールにて、天津外国語大学学長であり、城西国際大学名誉博士でもある修剛先生の Executive Program 講演会を開催しました。
修剛学長は、中国における日本語教育の第一人者として知られ、中国全土の日本語教育界の中心的柱となってご活躍されています。1999年に、天津外国語学院学長に就任、同学院の拡充発展に尽力し、2010年には、同学院を総合大学へと格上げするという困難な事業を成し遂げられました。また、中国日本語教育研究会 名誉会長、中国翻訳協会 副会長など多くの要職も兼務されております。
2011年には、「世界日本語教育研究会」を日本の文部科学省、国際交流基金、日中の企業等との連携のもと天津外国語大学で開催されました。そして、これまでのご活躍、交流への貢献を称えて、同年9月城西国際大学より修学長に名誉博士記が授与されました。
なお、本学と天津外国語大学とは、2007年10月に学術交流協定を締結して以降、毎年多くの天津外国語大学の学生が本学に留学するなど、国際交流が進んでいます。
講演会では、水田宗子理事長の冒頭の挨拶に続いて修学長が「国民目線の中日関係－異文化コミュニケーションを目指して－」というタイトルでご講演をされ、日本と中国の関係が難しい現状において、日中両国のさまざまな違いを認め合うことをベースに、異文化コミュニケーションの重要性と国民目線での良好な日中関係構築の必要性等についてお話いただきました。
当日はあいにくの雪模様でしたが、講演会には城西大学・城西国際大学両大学の教員・学生らが約150名参加し、皆熱心に耳を傾けていました。
講演会終了後は、レセプションが行われ多くの学生・教員が修剛学長を囲んで、中国と日本との今後の友好関係づくりや文化交流などに関しての議論を深めていました。
講演会に先立ち挨拶する水田理事長
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講演される修学長 |
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講演会場の様子
