理事長メッセージ

先進の“教育力”で次世代育成を目指す

学校法人城西大学は1965年、埼玉県坂戸市けやき台に城西大学を創立しました。創立者水田三喜男は、1946年の新憲法のもとでの始めての選挙で衆議院議員に当選して以来、戦後の日本の復興に心血を注いだ政治家ですが、5度にわたる蔵相として日本経済の成長に力をつくすとともに、教育と人材育成こそが国と社会の根本と考え、本学を創立したのでした。「学問を通しての人間形成」が創立者の掲げた建学の精神でした。

1983年に城西大学女子短期大学部(2000年より城西短期大学、けやき台)を、1992年には城西国際大学(千葉県東金市)を設立して発展を重ね法人設立40周年にあたる2005年には、3つの大学、4つのキャンパスを結ぶ中心点として、東京都千代田区紀尾井町に法人本部と東京紀尾井町キャンパスを開設しました。

現在城西大学と城西国際大学は別掲の通り学部、学科、大学院、留学生別科、各研究所、研究センターを擁する地域に根ざした国際的総合大学として、それぞれの分野での教育と研究の成果を積み重ねています。


城西大学、城西短期大学と城西国際大学は「学問を通しての人間形成、人格の陶冶」「社会に有為な人材の育成」という創立者の建学の理念を具体化し、21世紀の世界と日本社会が求める人材を送り出すために、次の4つを本学の「教育力」の主柱(教育の骨格)として確立していきます。

  1. 高度な知識、技能力を持つ職業人の育成 
  2. 社会人としての基礎力及び実務能力の育成
  3. 先端的な学際性、国際性を身につけたリーダーシップを担う人材の育成
  4. 地域に根ざし、産学民官の協同による地域の産業、文化の振興に貢献する総合大学をめざす

これらの本学の教育の目的を達成するために、3大学とも、教室での専門分野の学習に加えて、私たちが教育プログラムの3本柱と呼ぶ、本学独自なプロジェクト教育プログラム、キャリア形成プログラム、フィールド教育プログラムを開発しています。これらのプログラムを通して、若い人たちが国内外の社会や共同体で、企業の現場で、実際に働き、また、多様な人たちとの協同経験を持ち、問題解決力、実践力、コミュニケーション力、自己開発力を養っていくことを目標としています。


学校法人城西大学は、国際的な人材育成のための環境を整えています。世界の各国で姉妹校を持ち、多様な海外教育プログラム(JEAP-Josai Education Abroad Program)を通して、長期、短期留学、語学研修、企業実習、交換留学に多くの学生が参加しています。英語による授業、イングリッシュカフェ、イングリッシュウィークエンドなどのプログラム、海外の大学から多くの教員、研究者を招いて、学生たちは日常的に国際色豊かなキャンパスライフを過ごしています。外国の大学とのデュアルディグリー制度にチャレンジする学生も多く、国際的な学会、シンポジウムも開催しています。


スポーツ活動では、男子、女子ともに駅伝での目覚ましい活躍、野球や弓道の優勝、九十九里や南房総の太平洋で鍛えた城西国際大学のサーフィン部の全国制覇11連勝など、多くのクラブの活躍が学生たちにチャレンジする勇気と大きな喜びを与えてくれています。2007年1月には創部間もないながら4年連続箱根駅伝に出場し、シード権獲得を目指す男子駅伝部の強者たちが、極寒の箱根路を全力疾走しました。


学校法人城西大学は、新たなる50年に向けて、さらなる教育力の向上を教職員一丸となってめざしていきます。坂戸キャンパス、東金キャンパス、東京紀尾井町キャンパス、安房キャンパスを有機的に結びつつ世界とつながって、リーダーシップを育む総合大学としての力を結集し、先進の教育力で、国際力ある次世代育成をはかってまいります。

水田宗子

理事長緒言