水田記念博物館大石化石ギャラリーは、地球生命や自然科学への知的探求心を育てる様々な教育プログラムを運営するために学校法人城西大学が設立した一般公開を伴う博物館施設です。大石道夫東京大学名誉教授および中国遼寧省古生物博物館より寄託・寄贈を受けた約200点の実物化石標本と学術標本を保管・展示するとともに、「見て、触って、考える」ために化石を触察標本として用いるワークショップや、ギャラリートーク、講演、シンポジウムの開催などの教育普及活動と自然史や博物館学の研究を行なっています。
化石ギャラリーの最新情報はこちら→化石ギャラリーツイッターアカウント(https://twitter.com/mmm_fossil)
お知らせ
2024年8月9日-8月20日は夏季休館となります
弊館学芸員ほかによる白亜紀の耳石化石の研究がPalaeontologia Electronicaに掲載されました(詳しくはこちら)
アリゾナ州立大学と化石ギャラリーとの共同研究が論文として出版されました
ブラジルおよびレバノンで採集された約1億年前の白亜紀の魚類化石や米国やヨーロッパの古生代の魚類化石を中心に、植物、昆虫、甲殻類、爬虫類などの化石が含まれます。保存状態が優れていることと未研究の標本などがあることなど、学術的価値が非常に高い点が特徴です。世界で2点だけ存在が確認されているワニ類の絶滅種の全身骨格化石、2016年に新種のシーラカンス化石として報告されたWhiteia oishii(ワイティア オオイシイ)なども展示されています。大石コレクションはすべて実物の化石です。
詳しくはこちら(大石コレクションWeb図鑑)中国遼寧省古生物博物館提供。恐竜の体表の色などの謎に迫る貴重な発見。
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